こどもをまもる

　先日「こどもをまもる１１０番の店」に参加した。

　患者さんからのご依頼もあったのだが、以前ある出来事から気になっていた。その出来事とは、



　ある日昼食を終えて店でほっこりしていると、一人の患者さん？が入ってきた。

見れば小学校5年生ぐらいの男の子。



　｢すいません。トイレを貸してください(–；)｣

非常に切羽詰まった状況のようで、泣きそうな顔で腰をもじもじしている。



　｢ここにあるから、はよ入り｣

でも、直ぐに入らない。これは、もしや限界？私もあせる。

　｢どないしたんや？」

　｢かばんをどこに置いたらいいでしょうか？」

　｢おっちゃん持っといたあげるから、安心してはよ入り(＾＾；)｣



　　大きいほうであった。



　｢僕○○小学校の□□と言います。ほんとに助かりました。ありがとうございました。｣見事な御礼の口上を述べて帰っていった。



久々に｢礼儀正しいこども｣に出会った。

どうすれば、彼のようにしっかりした男の子に育つのだろう？



父親になって一年七ヶ月。



今から、なやむ…。(そのヒントとなる後日談は次回掲載。)