国民皆保険2

　さぁ、今年も残すところあと３ヶ月張り切っていきましょう(^^)

　てことで、昨日の続き。



　反対者の言い分をもう一つあげてみよう。



　【医療技術の衰退(質の低下)】



　これは、どういう事かというとアメリカの場合【民間保険】のために【身銭を切って医療を受けている感】が日本に比べてかなり強い。ましてや４割の非保険取得者は実際に身銭を切って全額自己負担である。



　自然と【医療】に対する評価はシビアになってくる。



　そのため、日本で言う【やぶ医者】は、自ずと医療現場から退場させられていく。腕の良い医者のみ生き残っていけるわけ。



　だから、お医者さんといえども安穏としておられず、生涯に渡り必死で腕を磨いていく。



　その結果、今日の【医療技術世界一のアメリカ】があるのだという理屈。



　この言い分には、ある程度賛成である。



　日本におけるカイロプラクティック業界がまさにそれであるから…。



　当院への問い合わせの中で｢健康保険利用できますか？｣というものがある。



　答えは｢ＮＯ｣



　開業当初は私自身も｢カイロも海外並みに法制化して、健康保険が利用できれば患者さんもカイロ業界も【楽】なのになぁ～｣と思っていた。



　今は違う。



　ここに、腕の確かなものだけが生き残れる【競争原理】が働く。



　患者さんは【楽】してもかまわないが、施術者は【楽】し過ぎてはいけない(–;)



　それだけに、他院と同じようなレベルの施術をやっていては淘汰されてしまう。



　今は胸を張ってお答えいたします。



　｢健康保険は利用できません。それだけの価値はご提供致しております。｣と(^^)v