精密人体

　最近身体についてつくづく感じるのが、どんなハイテクな精密機械でも作り出せない【復元性】(^^;)



　その力に甘んじてか、この精密人体はちょっとしたストレスによって一時的に崩れてしまう。そして【復元】する。崩れては【復元】するの繰り返しだと思う。



　このサイクルで一つの歯車が狂うと予想だにしない症状を引き起こすことになっちゃう。

　この狂った歯車が、自分が忘れるほどの些細なストレスの場合、お医者さんでは不定愁訴扱いしちゃうのだろう。

　だって、原因に対する次元が違うんだからしょうがない。

　腰痛だったら腰しか、肩凝り頭痛だったら肩から上しか診ない(;￣Д￣)

　痛かったら痛み止め、筋肉が強張っているならば筋弛緩剤…。

　挙句の果てに安定剤w(ﾟoﾟ)w !



　その点カイロプラクティックは、もう少し根本の原因を探ろうとする。



　『腰痛で長年苦しんでこられた方が、外反母趾を調整したら腰痛が消えちゃった。』やら、

　『頭痛が頻繁に起こる方の肘を調整したら、「何年ぶりかにスッキリしたわぁ～」』

　『深夜食のご飯を３膳から１膳に減らしたら背中の痛みが改善した』など、ドンピシャで当たった時はこの仕事していてよかったぁ～と感じ入っちゃう。



　冒頭でも書いたように、人体と機械の異なる点は、ポイントさえ上手に調整すれば自分で正常な状態に復元する力を有している事。



　これを信じて、施術中でも患者さんに多くの質問を投げかける。



　その中の何げない意外な一言が【調整ポイント】になることは多々ありますもので…(^^)v。