左側の症状

　連休の前になると、夜間の会社員の方の来院が増える。



　皆さん｢連休を気持ちよく送りたいから(^^;)｣とおっしゃる。



　で、一つ気付いた事がある。



　【身体の左側の症状】を訴える方が多い事。



　そのような方は、決まって左肩甲骨の下が盛り上がっておられる。



　【胃経】である。



　よくお話をお伺いすると、

　｢連休前に仕事をひと段落つけておきたいので、残業で帰宅が遅くなっている｣らしい。



　｢帰ってからのお食事は？｣とお伺いすると、



　｢しっかり食べますよ(^^)v｣



　【これが原因】



　本来、夜間は胃腸のぜん動は休眠期に入らねばならないのに、深夜普通に【とんかつ】などの油物など重たいものを食すると、一晩中胃が馬車馬のように働かなければならず、翌朝の【むねやけ】などの機能障害が起こる。

　

　すると、先ほどの【胃経】部が緊張し盛り上がって、付近の背骨は横に曲がってしまう。



　椅子に座った姿勢で身体をひねって確かめると、右にひねり難い場合が多い！ちなみに、飲酒の多い方は逆にひねりにくい。



　この部分の盛り上がりが、肩こりや腰痛にも大きく関わっている。



　深夜の食事は、あっさりと済ませてくださいm(＿＿)m。