あらぬ方向

　｢何をされて、こんなひどい症状になったんですか？｣



　とお伺いする事がある。



　運動疲労の蓄積や、内臓-体性自律神経反射による症状では理解出来ないほど、あらぬ方向にひずんでいる方がおられる。



　大抵、スポ-ツ中の事故など…。



　その中でも、特にひどいのが【格闘技】



　空手

　柔道

　ボクシング

　キックボクシング

　総合格闘技etc



　こんな場合は、事故時の状況再現を【言葉】と【痛くない程度の動作】で教えていただく。



　そして、私自信が、その瞬間をｲﾒ-ｼﾞして実際にやってみて、痛めた箇所を探っていく。



　先日【カポエイラ】での事故の方がお越しになった。



　【カポエイラ】に関しては全く知識がなかったので、なかなかｲﾒ-ｼﾞがつき難い。



　そんな場合は、Youtube動画で予習なり復習なりをする。



　



　自慢じゃないが、私自身こんなあらぬ方向へは身体は動かない(^^;)v



　二日後に二回目のご来院。



　格闘技をされている多くの方がそうな様に、

　この方も…、



　｢先生。だいぶ良くなったので、明日練習あるんだけどやっていいですか？｣



　｢まだ、我慢した方がいいですよ！｣とやんわり諭したが、



　｢…。この動画見て、いいと思います？…｣って言いたくなっちゃった(^^;)