風

　今でも年に数回はセミナ－なるものに参加するよう心掛けている。



　カイロや整体の講座だけではなく、他分野の文化セミナ－や経営セミナ－なるものにも出席する。

　

　頭のマンネリ化を防ぐためである。



　好きな仕事(本人は天職と思っている)とはいえ、たまに「新しい風」や「違う風」を入れないと煮詰まってしまい、どっかに飛んで行ってしまいたくなる時がある。(＾＾；)



　そうなる前にセミナ－に参加して「新鮮な風」を送り込む。すると身体も頭もスッキリ軽くなり俄然調子が出てくる。



「やっぱり脳みそにも換気が必要だなぁ」ってなところである。



　先日、ある協会向けにカイロプラクティックに関するレポ－トを書くことになった。院の倉庫や自宅の押入れから、過去の文献や研修時の自筆ノ－トを山と引っ張る出して、何とか8割がた完成した。



　それらの文献をじっくり読み返してみると、その文献の内容について、自分の解釈が当時と臨床を経た現在で180度違う事や、どうにも腑に落ちなかった内容がすんなり理解できるなんて事が結構ある。

　そうなると、読みふけってしまいレポ－トどころではなくなってしまう。





　たまに立ち止まって「古～い風」に当たって見るのもいいもんだ。