学ぶ

　昨日ＴＶにて日本の教育について、その道の評論家やタレントの方々がわいわいやっていた。



　世界レベルで日本の児童の学力低下が話題に挙がり、先生の能力ややる気・権限などについて話が及んでいた。





　２年ほど前に針灸院の先生がご来院された。



　｢私は、もう亡くなられましたが▲■府の四天王と呼ばれた○○先生の△番目の弟子です。○○先生ご存知ですか？｣



　聞いたことはあるが、



　｢知らないです。｣と答えておいた。



　腰痛、肩こりでのご来院。



　施術後、



　｢我々とは、まったく違う分野ですねぇ｣と感心しているのか、ピンと来ていないのか解からない様子で帰って行かれた。



　整体院だけでなく整骨院・針灸院の上手いと言われる先生方は、皆さん血のにじむような修行をして今日に至っておられる方が多い。



　その過程の中で、多くの先生が尊敬できる師に出会っている。



　前述の先生のように高名な先生でなくても、信頼できる師匠は皆さんお持ちのはず。

　　

　その先生は、



　｢私の師匠は何にも教えてくれませんでしたねぇ。見て覚え、解からなかったら自分で調べました。｣と回想されていた。



　私も同様である。私の場合は、専門学校や何人もの個人の先生を渡り歩き、都度有償にて学んでいる為、技術の基礎は教えていただいた。



　だが、あくまでも基礎。



　そこからは、自分なりの視点から、見て覚え、解からなかったら自分で調べ、華岡青洲のごとく家族を実験台に繰り返し練習した。





　今でも、その先生はお越しくださる。

　今朝、こんな話をしておられた。



　｢先生の能力ややる気を問う前に、生徒の勉学に対する取り組み方や目的意識を明確にすべきですよねぇ｣



　同感である。



　自分なりに目的・目標は明確にある。



　その目的のために勉強しよっと(＾＾；)