童心Ⅲ

　先日甲虫について書いた。



　となると夏の昆虫採集の定番であるセミについて書かねばなるまい。



　ここで、またランク付け(＾＾)。



1位：ミンミンゼミ

2位：クマゼミ

3位：ヒグラシ

4位：ツクツクホウシ

5位：ニイニイゼミ

6位：アブラゼミ



こんな感じ。



　ミンミンは泣き声だけで、住宅地ではめったにお目にかからなかったため捕まえたらヒ－ロ－だった。



　ヒグラシやツクツクも住宅地では希少種であったが、なにぶん夏休みも終わり頃に出だすので、昆虫採集の獲物として一級とはいえないセミごときに時間も労力も費やしていられないわけである。



　となると、アブラかクマ(＾＾)



　アブラはほうっておいても虫かごに入ってくるぐらいお手軽だった。



　暑い日に｢ジ－、ジ～ン、ミ～ン、ミ－ンミンミンミン～ジ～ｯ…」



　「ただでさえ暑いのに、どっかいってくれ(｀□´)!」と、その辺のおっさんが怒鳴る。



　なんて事があったはず。



　この場面での主犯はアブラゼミ。



　実際に家に飛び込んでくることもよくあった。



　その点クマは、数も少ないし比較的高所にいたため、ランキングは２位(＾＾；)。





　今は、違うらしい。







　クマの方がお手軽とのこと。



　我々が小学生の頃、すなわち昭和40年代。クマは、神奈川県以西にしか生息していなかったらしい。(同年代の東京の人は、クマにあまり馴染みがないことを最近知った)



　が、今では東北の方まで進攻しつつあるようである。



　気温の上昇が影響しているとのこと…。



　この夏どこまで暑いのだろう(´－д－；`)