以前、70歳代の女性がご来院された時の話。
事前の電話では、整形外科で半年ほど前から【変形性膝関節症】とのご診断があり【人工膝関節置換術】をすすめられておられるとのこと。
来院時の立位動作を観察すると、かなりのO脚が認められ歩行もぎこちない。
「これは、痛いやろうなぁ~」と…
当院は、初回に【症状】や【その発生環境】についてかなり念入りにお話を伺う。
その時の一節。
「いつごろから痛くなりだしましたか?」
「私、痛い事なんか全然あらしませんねん(大阪弁で【全然痛くない】の意)」
「えっッ…?じゃ、どうされたんですか?」
「いやね。10分ほど歩いたら膝から下がだるくなって歩けしませんねん」
ご持参のレントゲン写真(膝のみ)を診せて頂いた。
左右の膝の内外側の半月板がかなり薄くなっているようであるが、屈曲位以外では、充分な空間は確保されているように診える。目だった骨キョクも見当たらない。
「整形の先生には、【痛み】ではなく【だるさ感】であることをはっきりおっしゃられましたか?」
「私、整形の先生に痛いなんて一度もゆうてないです(`ε´)」
「でも先生は、毎回診るなりこれは痛いでしょうって同情してくれはりますねん(-ε-;)」
触診すると、別に炎症もなさそうである。
「歩いていてだるくなった時、少し座って休んだら【だるさ感】は消えるでしょう?」
「はい、楽になってまた歩けます。」
「やっぱりね」って感じ。
同業の方なら基本中の基本(^^)v。
膝以外の部分の施術を行い、明日他の整形外科でもう一度的確に症状をお話頂き、診て頂く事をお勧めした。
≪明日につづく
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