整体・カイロプラクティック - 5. page

　毎年この時期、



　｢先生、。この春から転勤になっちゃった…｣とおっしゃられる方が数名おられる。



　今年も既に２名。



　皆さんお聞きになるのが、



　｢転勤先の○△市で、知り合いの整体の先生おられませんか？｣



　信頼おける先生を知っておれば、ご紹介する。



　存じ上げない場合は、その○△市にある整体院についてホ－ムペ－ジなどで調べてみる。



　同業の者が見れば、ホ-ムペ-ジの内容にその先生の実力の程が伺える。



　この先生だったら大丈夫そうだと感じたら、ﾒ-ﾙなどで相談してみる。



　当然、なつぎ整体院の淀野と名乗った上で事情を説明し、大丈夫そうだったらご紹介する。



　転勤先から｢ご紹介頂いた次の先生も良かったよ｣との礼状を全件頂いた。



　どういった、ホ-ムペ-ジの先生が良いか？って



　｢う～ん。フィ－リング？　同業であれば、な～んとなく解かるのです(^^)v｣



　どうしても知りたい方は、当院のホ-ムペ-ジにそのヒントが隠されているかも(^^;)



　

　人は熱いヤカンなどを触ってしまった時



　慌てて手を引っ込める(ﾟoﾟ)!。　



　この時「手が熱い」という情報が一度脳へ行き、

手を引っ込めるための運動神経を刺激すると共に、

脳にある自律神経のコントロールセンターにも作用して、

胃や血管の働きに影響を及ぼす。



　さらに自律神経は感情情緒中枢とも間脳で接近しているため影響し合っている。



　そのため「手が熱い」という情報で、

胃や血管にはストレスが加わり、

さらには感情にも【負の効果】が及ぶ。



　落ち込んだり、やけに興奮したり…。



　逆に【正の効果】を生み出す場合もある。



　代表的なのが【ツボ(経絡)】

　

　皮膚や筋肉のある部分を刺激することによって意図的に身体(内臓や感情)の調子を整える方法は，東洋に何千年も昔から発達してきた経験医術で、こような反射は「体性ー自律神経反射」と呼ばれている。



　そこで以下のような記事。



　【人の不幸は蜜の味】



　同情しているような顔をしていても、身体は癒されているようです(^^;)v



　

　以前、70歳代の女性がご来院された時の話。



　事前の電話では、整形外科で半年ほど前から【変形性膝関節症】とのご診断があり【人工膝関節置換術】をすすめられておられるとのこと。



　来院時の立位動作を観察すると、かなりのＯ脚が認められ歩行もぎこちない。



　「これは、痛いやろうなぁ～」と…　



　当院は、初回に【症状】や【その発生環境】についてかなり念入りにお話を伺う。



　その時の一節。



　「いつごろから痛くなりだしましたか？」



　「私、痛い事なんか全然あらしませんねん(大阪弁で【全然痛くない】の意)」



　「えっッ…？じゃ、どうされたんですか？」



　「いやね。10分ほど歩いたら膝から下がだるくなって歩けしませんねん」



　ご持参のレントゲン写真(膝のみ)を診せて頂いた。



　左右の膝の内外側の半月板がかなり薄くなっているようであるが、屈曲位以外では、充分な空間は確保されているように診える。目だった骨ｷｮｸも見当たらない。



　｢整形の先生には、【痛み】ではなく【だるさ感】であることをはっきりおっしゃられましたか？｣



　｢私、整形の先生に痛いなんて一度もゆうてないです(｀ε´)｣



　｢でも先生は、毎回診るなりこれは痛いでしょうって同情してくれはりますねん(-ε-;)｣



　触診すると、別に炎症もなさそうである。



　｢歩いていてだるくなった時、少し座って休んだら【だるさ感】は消えるでしょう？」



　｢はい、楽になってまた歩けます。｣



　｢やっぱりね｣って感じ。



　同業の方なら基本中の基本(^^)v。



　膝以外の部分の施術を行い、明日他の整形外科でもう一度的確に症状をお話頂き、診て頂く事をお勧めした。



　≪明日につづく

　【気孔術】については詳しく知らないので、コメントは差し控えさせていただく。



　が、まじめに取り組んでおられる方々にとっては迷惑な内容。



　これと同様にｶｲﾛﾌﾟﾗｸﾃｨｯｸ術や整体術と銘打って、メディアで無茶な骨格矯正(俗に言うボキボキ)を見世物のごとく披露する者がいる。



　ひどい場合、バツゲ-ムに使用されたりする。



　勘違いのないように申しておきます。



　「あんなのは、ｶｲﾛﾌﾟﾗｸﾃｨｯｸ術でも整体術でもありません(｀□´)!！」



　施術者として【誇りと社会的責任】を持って取り組んでいる先生方の矯正術は、とっても安全ですし、ﾊﾞﾗｴﾃｨ-番組向きではなく健康or教育番組向きですから(＾＾)v

　例年この時期『ぎっくり腰』の患者さんが激増する。



　『ぎっくり腰』とは「急性腰痛症」のことで「仙腸関節周囲炎」や「腰仙関節周囲炎」などがそのほとんど。字のごとく「炎症」を伴っている。(ドイツでは、「魔女の一撃」とも言われる程の劇症。)



　すなわち、脊柱や骨盤の筋肉、筋膜、じん帯、軟骨が損傷している状態が存在する。

　だから、安静にしてアイシングなどで患部を適度に冷すことが一番。(冷湿布なるものは、30分おきぐらいに交換しなければ、患部を被覆することで温まってしまい効果は薄い)



　ただ、当院では状況に応じて骨格の矯正を行う。



　当然痛くは無い。



　通常アイシングだけでは、痛みが引くまでに７日～１０日以上かかる。



　骨格の矯正を行うと、３日～５日ぐらいで普通に歩けるようになる。



　でも、患者さんは、



　「こんなに痛いのに、骨なんか矯正したら明日から動かれへんようになるやん(TT)」と心配される。



　当たり前である。



　激痛なのだから…(＾＾；)。



　ここからが、腕の見せ所。



　二日後のご来院時には、



　「大分楽ですわ。」と普通に歩いて来られる。



　劇症が緩和してからコア(核心)の部分に対する施術が始まる。



　★なぜ、『ぎっくり腰』になったのかについて、とことん突き詰めてみませんか？

　近年、パソコン業務が普及し背中の痛みを訴える方が急増した様に思う。



　なぜ、パソコン(以下ＰＣと略)と背中の痛みが関係するの？とのご質問がありそうだが、これがしっかりとある。



　ＰＣ作業に際しての姿勢の問題。



　以下の動画に出てくる青年の前半での姿勢が典型的。



　【腰を丸めて、肩をいからせて、首からあごにかけて突き出している。】



　この時、背中を慎重に観察してみると前にせり出してしまっている。

　これは筋肉・骨格の構造上非常に無理がかかっており、脊椎と肋骨の関節を痛め易い姿勢である。







　残念ながら、ネタは面白くない(–；)。



　次も典型的な悪い姿勢。







　｢…(*´∇｀*)｣



　では、どのように改善すればよいのかは、



　週明けに… (´▽｀；)



　

　主婦業は何かと腕を使う機会が多い。



　特にこれから年末にかけて、庭の手入れ、衣替え、水周りの掃除、冬物の洗濯、寝具の出し入れなど、暖かい時期に比べ頻度・負荷はグ－ンと上がる。



　この時期、肘の痛みを訴え来院される方がグ－ンと増える。



　｢最後にちょっと診て欲しいのですけど、右肘が痛くて曲がらないんです。｣



　肘と言えども【ちょっと】では済まされない。





　大部分の方に、頸部や肩甲骨の異常や前鋸筋(ぜんきょきん：脇の下の筋肉)など肩から首にかけての筋肉の異常が認められる。



　ほうっておくと、頭痛や腕のしびれに至ることもある。





　独身一人暮らしであった頃、年末風呂のカビを歯ブラシで熱心に擦っていた。(年末までカビをほうっておくなよ…。不精なもので…)

　当時、ｽﾎﾟ-ﾂで首を痛め腕のしびれが取れず、あるカイロプラクティック院で診ていただいていて８割がた回復していた。



　風呂掃除の翌日、腕のしびれ再発。



　カイロの先生に｢調子はどう？｣と聞かれて、



　｢また、元のようにしびれてきました。｣



　｢…(ﾟoﾟ)。何かしました？｣



　｢いえ、特に何もしていません｣



　｢う～ん。悪くなってるね。ほんとに何もしてないの？｣



　｢してないったら、してないんです(｀ε´)｣







　今思ってみたら、思いっきり、やっちまっている。



　

　それから数年後【カビ○△－】なるお風呂掃除剤を知ったときは感動した。



　所帯を持ってもなぜか【カビ○△－】は私の仕事(–；)



　涼しい顔で【シュッとひと吹き】



　家事も運動も、むきになって熱くなり過ぎてはいけません…。(＾＾；)



　



　

　なぜ、眠くなるのか？については明確な論証はなされていないが、｢なるほど！｣と言う内容をここで挙げてみる。　



　症状のひどい場合の施術後も、激しい眠気に襲われる方が多い。



　施術を施すと｢身体を好転させるように！｣との情報が神経を通じて脳に流れる。



　その情報量は、症状が強ければ強いほど多岐多量にわたる。



　すると、脳がこの情報量を裁き切れずに軽いシャットダウンを起こすためと考えられる。



　寝る前に、難しい本を広げると睡魔が襲ってくるのと同じ考え方。



　カイロ施術も読書も、多くの情報を睡眠中に一度ひも解いて、ある程度整理された状態で起床を迎える。

　

　一夜づけで、寝る直前に覚えたことは翌日結構はっきりと覚えているもの。



　施術後ぐっすり休むと身体がスッキリしているのも同じ。



　

　このような理由で、施術後の眠気は発生すると思われる。

　

　反面、施術後に眠気を妨げるような行為(長距離の運転、入浴、激しい運動、ﾎﾗ-映画の鑑賞など)は、症状の好転を妨げる要因になるため、出来るだけ避けて頂きたいm(＿＿)m。

　先日、カイロプラクティックの実践講習会に参加した。



　年末に向けて新しい空気を注入し俄然やる気が出てきた(＾＾)。



　実践講習会なので、高名な先生が生徒(生徒といっても立派な先生ばかりです)の身体をモデルに、実際に施術の組み立て・考え方・技術などをご披露くださる形式。



　昼からの講義で気が付いた事がある。



　午前中にモデルとなった先生方のほとんどが居眠りをしてしまっている(＾＾；)。



　当院でも



　｢先生、施術の後、ものすごい睡魔に襲われて帰ってから風呂も入らずに、朝まで寝てしまいました。｣



　というお声をよく聞く。



　なぜ、眠くなるのか？については明確な論証はなされていないが、｢なるほど！｣と言う内容をここで挙げてみる。　



　カイロプラクティックの改善ポイントの一つに、【過度に緊張した筋肉を弛緩する】というのが挙げられる。この筋肉の過緊張状態では、対象となる筋肉を支配している神経も異常な興奮状態にある。



　ここで筋肉を直接弛緩するのが、マッサ-ジやストレッチなど。(カイロにもｱﾌﾟﾗｲﾄﾞｷﾈｼｵﾛｼﾞ-の一部等は、ここを狙う）



　それに対し、カイロの多くの施術は神経の興奮緩和を狙う施術が根本になる。



　特に痛みやコリ(欧米ではコリという観念は無く痛みの観念に含まれる)などは、必ずと言っていいほど神経の興奮が認められる。(当たり前なのですが…)



　神経の興奮が薄らぐと自ずと【ほっこり(⌒-⌒)】して眠たくなるようである。





　≪明日につづく…

　よく患者さんに



　｢先生は自分の身体がつらくなった時どうするの？｣

　

　とのご質問をいただく。



　｢ある程度は自力で何とかしますが、どないもこないも出来ない時は知人で信頼できる先生のところに行って施術してもらいます｣



　とお答えする。





　先日も約１年ぶりに行ってきた。



　両者がこの仕事で食っていっているわけだから話は早い。



　｢これは、ここがあ～なってるからこんな方法であっちとこっちとそっちの○箇所矯正するね(＾＾)｣



　｢やっぱりそうか！それじゃぁ、それでたのんますわ｣



　ポキッ。パキッ。ポンッ。パンッ。ペシッ。てな感じ。



　｢これでどうかなぁ｣



　｢ん～。バッチリやね！楽になったわ。ありがとう。｣



　

　久々に受けてみて、手前味噌ながら改めて｢カイロプラクティックってすごいなぁ～｣と思ってしまう。





　あともう一つよく聞くお言葉。



　｢奥さん毎日こんな施術してもらえるからいいねぇ～｣



　そんな時こう答える。



　｢毎日はしませんよ。だいたい１ヶ月に一回ぐらい定期的に施すだけで、あとは自分で運動し～や！って言ってますから(＾＾)。｣





　友人の施術院を出るとき、



　｢淀野先生。仕事ばっかりしてんと身体動かしや(＾＾)｣って言われた(ＴＴ)





　がんばります。