整体・カイロプラクティック - 4. page

　久々に、　



　｢ｶｲﾛﾌﾟﾗｸﾃｨｯｸって怖くないんですねぇ～｣



　とのご感想を頂いた(^^;)



　とかく整体・ｶｲﾛと言えば

　ボキボキﾂ！と暴力的な矯正を思い出される方が多いようだ(TT;)。



　ﾎﾞｷｯ、ﾊﾞﾘｯ、ﾎﾞﾘｯ…



　｢うぅ～(–;)｣



　｢よっしゃこれでＯＫじゃ～(｀□´)!｣



　こんなｲﾒ-ｼﾞが巷では流れている。



　こんな場面は、ﾊﾞﾗｴﾃｨ-番組の【バツゲ-ム】だけで、あんなのは整体でもｶｲﾛでもない(｀ε´)



　ご丁寧にも、



　【危険ですので絶対に真似しないように】なんて但し書きまで出る始末…。



　実に迷惑な話だ(-ε-)。

　

　【怖～い施術方法】では、改善しない事をまじめに取り組んでいる先生は、よ～くご存知のはず。



　当院ですか？



　｢先生。もうちょっと、コワモテの方がそれっぽくてええでぇ｣と言われたことがある。



　｢それっぽいって？｣



　どうもキャラクタ－的には【おしゃべり好きなおっさん】にしか見えないらしい。



　間違ってはいない(^^)v



　【身体に優しい矯正にこだわる、かなりおしゃべり好きなおっさん】です(^^;)

　今朝、ある奥様からこんな話があった。



　｢先日、主人がすっごく喜んで帰ったきたの(^^)｣



　ご主人も当院の常連さん。



　聞いてみると、



　会社の新入社員の方から、



　｢○凸さんは、すっごく姿勢が良いですね。新入社員の間で評判ですよ｣と言われたらしい。



　｢主人は過去にそんなこと言われたことが無いって、すっごく喜んでました。先生にお礼を言っといてって(^^)｣



　｢喜んで頂いて良かった。良かった｣と感謝する自分と、

　｢姿勢が正しいってそんなにすごい事だったかなぁ？｣と冷めた気持ちになった自分がいた。



　どんな症状に対しても、まずは理想的な姿勢を見つけ出して、正すのが大前提となる仕事。



　それだけにそのありがたさは薄れがちになっていたようだ。



　初心を忘れそうになっていた自分に反省m(__)m



　

　追伸：その奥様にはあえて言及しなかったが、その新入社員の方の性別にも大きく左右されるような…m(__;)m





　あまり、反省してないようです…(^^;)

　先日、左肩が挙がらないとおっしゃる方が来院された。



　お話をお伺いするとマシントレ－ニングで痛められたとの事。



　ラットプルダウンバック(上半身を逆三角形するﾄﾚ-ﾆﾝｸﾞ)を行っていて、｢ブチッ｣と肩口から音がして、当時相当痛んだらしい。



　見れば腕が前および横に挙がりきらない。



　さらに悪いことに昨年の11月に痛めて、整形外科で痛み止めをもらい｢様子をみましょう｣と言われたとの事。



　だから、痛みが引いたので今まで様子を見続けていたらしい。



　すなわち、【ほうっておいた】と言う事(–;)。



　状況の聞き取りと現状の検査で『棘上筋の部分断裂』であろうと予測をつけて施術にかかった。



　｢これでどないです？｣



　｢おっ、左腕が半年振りに挙がるわw(ﾟoﾟ)w ｵｵｰ!｣



　いたく感動されている。



　｢では、様子をみましょうね｣



　｢はい(^^)｣



　念のために申しておいた。



　｢様子をみるとは、ほうっておくのではなくて、経過を一緒に診て行きましょうねとの意味ですよ(^^;)｣



　ご納得頂き、来週またお越し頂く。



　日本語は難しいと感じた一幕(≧ヘ≦)



　もう一つ念のために申しておくと、

　今回は筋骨格系の機能不全から来る症状なので割合早期に結果が出たのだが、内臓系の機能不全などが起因する【五十肩】など肩回りの症状は、こんな簡単にはいきません。



　あしからずご了承下さいm(__)m。

　我々の仕事では、【患者さんの想い】に対しベクトルを合わせられるか否かによって結果が大きく変わる。



　｢先生。腰がなんだか痛いんです。｣



　これだけでは、施術するための情報としては少なすぎる。



　｢先生。右の仙腸関節と腰仙関節の中間点辺りが、屈曲位で尚且つ少し右に回旋したら、外側広筋の放散痛を伴なって痛いんです。また、座位で腰部右回旋し難く、右腕の挙上制限があるんです。｣



　なんて、言ってくれない(^^;)。

　

　なので、かなり詳しく話をお聞きしたり入念な検査を行う。



　昨日帰宅すると、２才７ヶ月の息子のある質問で父と奥さんが悩んでいた。



　こんな質問。



　｢チュ－リップの中には何があるの？｣



　｢う～ん。おとぎの国かな？｣

　｢ひろ～い宇宙かな？｣　

　｢じゃ－、夢の世界？｣

　｢虫さんのお家？｣

　等など。

　

　ことごとく　　　　



　｢ちがう～(-ε-)｣



　と却下されたらしい。



　私も聞かれた(^^;)。



　｢そら、おしべとめしべやろ。｣



　｢そう。おしげとめしげ｣

　

　ちゃんと発音できてないが正解らしい。



　横で、ロマンチストな二人が大口を開けている（-◇-;）



　

　相手にベクトルを合わせようとし過ぎたら、こんな結果もある。



　客観的な見方も必要と感じた一幕(^^)v



　　

　楽天野村監督の著書で以下のような内容が書かれていた。



　「我々は、３割ヒットを打てれば一流と認められる職業や。こんな楽な商売ないで！一般企業の社員で任された仕事の３割しかこなされへんかったら、まぁ、よくて窓際、悪くてクビやろうな」

　

　逆に言えば、プロ野球の世界では、選りすぐりのさらに選りすぐりの人間しか３割打てない分野と言うこと。



　最近「当院は治癒率９割以上を誇り…」などのキャッチコピ-を目にする。



　整体・ｶｲﾛﾌﾟﾗｸﾃｨｯｸといえば、自由診療(保険が利かない)であり、確かに患者さんの３割しか納得して頂けなければ成り立たないと思う。



　「かといって９割以上かぁ～、超一流の腕前の先生なんやろぁ～」と感心せざるを得ない。



　何を持って【治癒】と言うのだろう。



　【治癒とは】



　上記ｳｨｷﾍﾟﾃﾞｨｱに書かれているように、非常にあいまいな用語のため、うかつに使ってはいけないように思うのだが…。

　本日午前中の患者さんが、



　｢昨日はよく降りましたねぇ～｣と安心顔。



　私も最近鼻が乾いて仕方が無かった(–;)



　今朝からとても快調。



　お肌の潤いもアップしたような(^^)V



　腰痛・肩こりに関しては、雨の日に調子を崩す方が多いと言われている。



　ここ二週間の傾向。

　過乾燥によるアレルゲン飛散からくる呼吸器系の不調。

　背中・首の痛み、ひどい方は頭痛を伴なう。



　いずれにせよ、天候を恨んでも仕方が無い…。



　でも、そんな方にとっては恵みの雨ですね(^^)







　

　年々【春らしい】うららかな気候の期間が減っているように感じる。



　本日も南よりの風で24度まで気温上昇するらしい。



　今朝、院内のエヤコンを試運転してみた。



　バッチリ冷せる！



　このシ－ズン患者さんとの温度差を感じる。

　忙しく動き回っているため、

　冷し過ぎていても気付かないことがある。



　しばしすると、



　｢先生寒い～(–;)｣



　｢すいませ～ん｣



　ピッと一押し1度上げる。



　｢先生ちょうどええわぁ(^^)v｣



　次の患者さんに、



　｢エヤコン効きすぎていませんか？｣



　｢もうちょっと下げても大丈夫やで｣



　ピッと一押し1度下げてみる。



　すると｢ス～ッキリさわやか～｣



　当院の施術者は【変温動物】ですから

　患者さんと同じ体感温度化できる…(^^;)v

　

　遠慮なさらずにお申しでくださいm(__)m。

　春休みの期間中、当院では帰国組みの患者さんにご来院頂く事が多い。



　中国(2名)、シンガポ-ル、インド、米国が今年の実績。



　これらの国にも各種療法は存在する。

　

　米国はｶｲﾛﾌﾟﾗｸﾃｨｯｸの本場。

　中国は、東洋医学の本場。

　ｼﾝｶﾞﾎﾟ-ﾙは、ｶｲﾛﾌﾟﾗｸﾃｨｯｸと東洋医学が混在。

　インドは言わずと知れたヨ－ガ療法の本場。



　｢滞在先の療法はどうですか？｣との質問対し、



　共通して以下のようなご返事を頂く。



　｢いくつか紹介されて行ってみたんですが、表面的には良くなるのですが、細かい所がもう一つなんです。｣



　どうも、施術者の認識と患者さんの意向に溝があるようで、



　｢ちょっと違うなぁ～｣と首をかしげているのに、



　｢ほい、良くなったでしょう。これで大丈夫！｣てな感じらしい。



　施術者が陥り易いところ。



　ｺﾐｭﾆｹ-ｼｮﾝ不足による【独りよがり施術】



　短時間で、その患者さんの症状や不快感を把握しなければ成り立たない仕事。



　やっぱり同じ種族で同じ感性、同じ言葉が一番ぴったりくるのかなぁ～(^^)



　注釈：逆に、患者さんの意向をくみ取り過ぎても

　　　　【やりすぎ施術】になっちゃう。

　　　　【客観的に評価できる施術】が

　　　　当院の目差すところです。

　物の価格は、需要と供給のバランスで決まる。



　売り手側と買い手側の価値観が一致して、始めて流通の場面が生まれる。



　我々の業界は【技術】を提供し、その【対価】を頂戴して成り立っている。



　お客さん以外からは一銭たりとも頂かない。



　いわゆる【保険が利かない施術】。



　それだけに、【顧客満足】が不可欠であり、他院と同じ施術レベルであれば淘汰されてしまう。



　ある看護師をされている患者さんが

　｢本当に良くなりたかったら、保険の利かない所にいかなきゃだめよねぇ～｣と笑いながらおっしゃっていた。



　｢言いすぎですよ…(^^;)｣と返答しておいたが、うがった見方をすれば



　｢保険が効かないんだから、良くしなかったら承知しないわよ｣と言われているようにも受け取れる。



　当院の患者さんは、多かれ少なかれ上記のような【厳しい選択眼】を有しておられる方が対象となってくる。



　そのようなお考えの方に認めてもらうがこの仕事の醍醐味(^^)v。



　それだけに危機感・緊張感・充実感は相当刺激的であるw(ﾟoﾟ)w 。



　さぁ～、今週もがんばりますよ！

　いつまでたっても、施術方法に対する迷いは尽きない。



　患者さんに負担が少なく効果の大きい方法を選択したい。



　いわゆる【ハイリスク　ハイリタ－ン】を極めたい(;￣Д￣)。



　一所勉強　一生勉強(⌒∇⌒)