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産後寝違えと骨盤矯正

寝違えの女性 頸椎の配列"" 多裂筋

 『朝、目覚めたときに首に痛みが走り、その後、首の可動域が制限されて…。』

 産後のママさんの症状で頻繁に聞く症状です。

 ただでさえ、夜中の授乳や産後の倦怠感で悩まされているのに、その上、動くごとに首に痛みが走るなんて…。

 辛すぎますよね!

 いわゆる『寝違え』、正式名称は『突発性頚項痛』と申し、産後に限らず当院の患者さんでも比較的多い方に分類される炎症性の現象です。

 ある分野では、亜脱臼等と申すようですが、私は、脱臼関節が痛みの箇所であることは少なく、軟部組織(筋肉や靭帯・健)に限界を超える応力がかかったことによって起こる軟部組織の微細な断裂と考えた方が合理性があると考えています。

 ここで申す軟部組織とは、主に上記右図の赤色に示す頸部多裂筋や回旋筋の炎症だと考えおります。また、頸部の痛みではなく頸部と背中の間周辺の痛みであれば、頚腸肋筋や胸半棘筋の可能性も否定できません。

 まっ、いずれにせよイラッとくる症状です。

 なぜ、このような痛みが発生するのでしょう?

 「夜の授乳の姿勢がだめなのかな?」
 「特に変わった寝相でもないんですが…」
 「そんなアクロバティックな寝方したんでしょうか?」

 皆さんこんな風に考えることが多いです。

 「ちょっとした寝返りぐらい誰でも打ちますし、こっちだって眠いのに授乳の姿勢を気になんて…」

 ごもっともです(^^;)

 では、どうすればいいの?

 少し考え方を変えてみましょう。

 応力が限界を超えてしまったのが、姿勢や動作だけが原因ではないと考えてみましょう。

 その他にあるの?

 あるんです(^^)!

 人間の動作は、どんな動作であれ単一の筋肉の動きだけではなく、複数の筋肉が助け合って初めて動作として表現されるという大原則があります。

 この原則から考えると、上記筋肉と助け合って動くべき他の筋肉(協調筋群)が機能低下(この場合固く強張っている)を示している場合、いつもの寝返り(動作)でそれら協調筋に掛かるべき応力が累積して、上記首周辺の筋肉に集中することが主原因と考えても合理性はあると思います。

 上記協調筋群は一つや二つではありません。
 実際に、産後のタイミングでは骨盤まわりから腰部そして胃腸や肝臓の裏あたりの筋群に機能低下が多く見受けられます。

 骨盤矯正はもちろん重要な施術内容ですが、その数多い協調筋群の中から、問題となる筋肉を動作検査や触診によって導き出し、より深い原因を探りだして総合的にアプロ-チをかけるのが当院のカイロプラクティック整体の技術の見せどころなのです。

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