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苦楽園口

 先日、患者さんから



 「苦楽園口って何でこんな名前がついたんですか?」との質問を受けた。



 「????」



 「苦楽園○番町って言う町が山の方にあるので、その出入り口だからじゃないですか(^^;)」



 適当に答えてしまった。



 今まで気にはなっていたが調べたことは無かった。





 引っ越した当時から



 「なんか宗教じみた名前やなぁ。近くに恐山みたいな霊場とかあるんちゃうかなぁ」と、ちょこっと怖がっていた(^^;)。



 それが実際は地名の印象とは違って、小鳥のさえずりが街中でも聞こえる緑豊かな閑静な住宅街。



 こんなにすてきな苦楽園にはどんな過去があるのだろう。



 ちと、調べてみた(^^)。患者さんにも約束したもので…





 ここ苦楽園で別荘地開発が始まったのは、もう90年以上も前(明治44年)のことらしい。大阪や神戸の豪商を対象にしていたとのこと。



 その頃、苦楽園の中心部(はっきりとした場所は不明)で、ラジウム温泉が発見され共同浴場ができたらしい。



 5年の開発の後、多くの人が土地を買い別荘が建てられたが交通の便が悪く、駕籠(かご)で山道を登ってくる人もあったそうな。(大隈重信も訪れているらしい)



 今となっては想像も出来ないが大正8年頃にはいくつもの旅館、ホテルが立ち並び、温泉場としてとてもにぎわったらしい。



ここで本題!

【苦楽園という地名の由来】



 苦楽園の開発者である大阪の実業家中村家(誰なのだろう?)が家宝として大切にしていた瓢箪「苦楽瓢」から、その名前が付けられたそうなぁ~。



 ちょっと拍子抜け(^∀^)



 だが、湯治場だったと思ったら“薬効がありそう”なバッチリなネ-ミング!



○苦楽園ラジウム温泉のその後

 阪神大水害(昭和13年7月)により苦楽園でも大規模な山崩れや土石流が発生し、何人もの犠牲者が出た。残念ながらその結果ラジウム温泉が止まり、温泉のおかげで発展した苦楽園もしだいにさびれて、旅館やホテルも廃業に追い込まれちゃったらしい。

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