神呪寺

　以前から【神呪寺】は甲山にあるのに、【神呪町】は甲東園にあるのが引っかかっていた。



　なんだかぼんやりと、昔の寺は比叡山や石山本願寺に見られるように一大勢力を有していたから、現在のような小規模でなく甲山周辺域、すなわち甲東園あたりも含んでいたからなんやなぁ～と…。

　でも、この推測だと【神呪寺】周辺も【神呪町】であるのが妥当(–；)



　

　【神呪町】の名前は偶然ではなく、そこに【神呪寺】があったことから名付けられたもののようだw(ﾟoﾟ)w !　

　

　それも、甲山のそれとたまたま同名だというのではなく、現在の神呪寺そのものがこのあたりに建っていた時期があったらしい。



　その時期とは天正年間で、荒木村重の反乱で織田信長軍に現在に位置にあった【神呪寺】も焼かれてしまったらしく、その後太閤検地で寺領の大半を没収され、そのときに僧侶の多数が、この神呪町へ移転したから！

　

　その後、住職【快音】の努力により復興し、元の甲山へ戻ったそうな。



　写真は、その移転時に神呪寺があった場所らしいが…？



　まっ、せっかく行ったのだから【ここ】と言うことで手を打っておいてください。



　パンッパンッ！